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マイナ保険証のおはなし

こんにちは。

受診に欠かせない健康保険証にもデジタル化の波が押し寄せています。

昨年末に従来型の保険証の新規発行が終了し、

マイナ保険証へ一元化の予定ですが普及率は今ひとつ。

利用率も2025年4月時点で28.65%にとどまっています。

 

メディアの否定的な報道を見れば不安になるのもわかります。

でも、なぜマイナ保険証なのでしょう?

台帳頼りの紙からデジタル化に移行することにより

バラバラになりがちな医療情報を統合、

さらにはデータ共有で検査や処方の重複の無駄をはぶいたり、

健康状態を知ったり出来るのです。

 

マイナンバー保険証で受診受付した場合

医療機関では薬剤、検査情報を開いて参照が推奨されております。

私自身も当初は一手間と思っていたのですが、開いてびっくり。

さながらパンドラの箱でした。

 

腎臓が弱い、実はもうすぐ透析、特別な配慮が必要な小学生、

実は手術したばかりで管理中、白血病だけど言ってなかった…、

などなど問診票に書いてない事のオンパレード。

(個人情報を書きたくない人も一定いる様です)

知って良かったと安堵。

大事な事ほど伝えにくく、そして伝わらないのです。

 

皆さま、どうか受診時はマイナ保険証で受付してください。

個人情報が抜かれる、などという事はありません。

ただ直近の記録は反映されませんので、そこはお薬手帳か調剤の控え等を

お持ちください。

診断、治療、ひいては安全にも関わってくる大事なものです。

ご理解、ご協力のほど宜しくお願い致します。

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