にきび

にきびは毛穴に角栓が詰まりふさがれた毛穴の中にアクネ菌などが増殖して炎症を起こします。炎症が悪化して化膿してしまうと治った後にへこみや色素沈着などを残すにきび痕ができてしまいます。思春期にはホルモンバランスが乱れやすいため、皮脂分泌が過剰になってにきびができやすい傾向があります。ストレスや疲労、偏食などもにきびの原因になります。また、毛穴周辺の皮膚表面の角層が硬く・分厚くなる角化異常を起こすと毛穴が詰まってにきびができやすくなります。悪化させてしまうと保険診療では治りにくくなってしまいますので、年齢、性別問わず早めの受診をお勧めしています。
当院では治療のみでなくスキンケア、食事、メイクアップ法などを具体的にアドバイスさせて頂きます。

毛穴周囲の角化異常、白にきび、黒にきびの場合には、主に外用薬を用いた治療、スキンケアのアドバイスを行います。赤にきびがある場合には、炎症を抑えるための抗生剤内服や外用も必要になります。
また、肌のコンディションを整え、コントロールするためにビタミンB群、漢方薬を処方することもあります。
ニキビの出にくいお肌作りにケミカルピーリング、ビタミンC外用、アゼライン酸外用などの自費治療の選択肢もあります。
酒さといわれる赤ら顔が原因の場合はこちらの治療を行います。